【ゆる投資×資産活用】DIE WITH ZEROはいくら残す?私が「90歳で1,000万円」を目標にした理由

DIE WITH ZEROと資産活用 ゆる投資

『DIE WITH ZERO』の考え方には共感する。

でも、本当に資産ゼロで死ぬのはちょっと怖い。

だったら、ZEROにこだわらず、自分なりの「DIE WITH ○○」を決めればいいんじゃないか。

こんにちは、Shiraです。

現在、我が家の金融資産は約5,000万円。
そんな私が考えているゴールは、

「90歳で1,000万円」です。

この記事では、なぜ1,000万円を残すことにしたのか。

そして、自分に合った「DIE WITH ○○」をどう決めればいいのかを、私のざっくりライフプランと一緒に考えてみます。

人生の脱力ポイント

貯めることに集中しすぎない。
自分なりのゴールを決めて、人生を楽しむために使う。

『DIE WITH ZERO』に共感。でもゼロは怖い

最初に白状すると、私は『DIE WITH ZERO』をちゃんと読んでいません。

「読んでないんかい!」

という話ですが、動画などで何度も紹介されていて、その考え方にはかなり触れてきました。

私なりに理解しているポイントは、こんな感じです。

  • 多くの人は、老後になっても資産を増やしてしまう
  • 年齢を重ねると、若い頃と同じようにはお金を使えない
  • お金は貯めることではなく、使ってこそ価値がある
  • 経験には、それを一番楽しめるタイミングがある

これは本当にそうだと思います。

若い頃から働いて、節約して、投資して。
最後に人生で一番お金持ちになって死ぬ。

それって、本当にいい人生だったのかなぁ。

「そのお金、もう少し途中で使ってもよかったんじゃない?」

私はそう思います。

一方で、

「じゃあ、最後は0円を目指そう!」

とまでは、なかなか思えません。

人はいつ死ぬか分からない。
想定以上に長生きするかもしれないし、医療や介護にお金が必要になるかもしれません。

そこで私は、資産ゼロを目指すのではなく、自分なりの着地点を決めることにしました。

それが「90歳で1,000万円」です。

私が「90歳で1,000万円」を目標にした理由

まず、90歳。

これは寿命予測というより、

「90歳まで元気に遊んで、そのくらいで死ぬ」

という仮の人生プランです。

そして1,000万円。

緻密な計算によって導き出した数字かというと、そうではありません。

理由は、かなりざっくり。

キリがいいから。

ただ、90歳まで元気に遊んだうえで1,000万円残っていれば、少し長生きしても、まあ何とかなるだろう。

私にとっては、そのくらいの安心感があります。

全額を現金で持つつもりはありません。
インフレへの備えとして、半分程度はインデックス投資を続けている想定です。

もちろん、500万円で十分な人もいれば、3,000万円ないと不安な人もいるでしょう。

大切なのは、1,000万円という数字そのものではありません。

「自分はいくら残っていれば、安心して今のお金を使えるのか」

これを一度決めることだと思っています。

ざっくり計算したら、資産がなかなか減らなかった

私のライフプランを、かなりざっくり計算してみました。

前提は次のとおりです。

項目 私の想定
現在の金融資産 約5,000万円
想定運用利回り 年5%
毎月の積立額 約30万円
積立を続ける年齢 55歳まで
55歳以降 サイドFIRE
60歳の大型支出 世界一周旅行に1,000万円
その後の取り崩し 毎月40万円
最終目標 90歳で1,000万円

55歳までは、今と同じように毎月約30万円を投資します。

55歳になったら積立を終了。
それまで投資に回していた月30万円が、そのまま家計の余裕になります。

ここでサイドFIRE。

収入は減っても、積立投資をやめれば、現在の生活水準を大きく変えずに収支はおおむねトントンになる想定です。

そして60歳。

以前からやりたいと思っている世界一周旅行に、1,000万円使います。

かなり使っています。

それでも年5%で運用できたと仮定すると、その頃の金融資産はざっくり1.5億円以上。

そこから、毎月40万円。
年間480万円を取り崩していきます。

1.5億円に対して年間480万円は、約3.2%です。

年5%で運用できるという前提なら、机上では、

全然減らない。

使っているのに、思ったより減りません。

もちろん、毎年5%で安定して増えるわけではありません。
暴落もあれば、税金や手数料、インフレの影響もあります。

これは将来を正確に予測する計算ではなく、「今の条件を続けたらどのくらいになるか」を確認するための妄想ライフシミュレーションです。

それでも、ある程度まで資産が育つと、意識して使わなければ使い残す可能性が高いことには気づけました。

55歳以降も、収入が完全にゼロになるとは限らない

私のサイドFIREは、完全に仕事をやめる計画ではありません。

自分の好きな仕事をしながら、働く時間を減らしていく。
そんな生活を考えています。

多少の収入はあるでしょう。

さらに、年金を繰り上げて受給する選択肢もあります。

そもそも80代になって、年金とは別に毎月40万円も使うのか、という問題もあります。

旅行や趣味を楽しむとしても、年齢とともに支出が減る可能性は高い。

そう考えると、実際の取り崩し額は、想定より少なくなるかもしれません。

改めて、

「資産を貯める力」と同じくらい、「資産を使う力」も必要なんだな。

と思いました。

ゴールを決めると「今使っていいお金」が見えてくる

資産形成中は、

「もっと貯めよう」
「もう少し増えてから使おう」

と考えがちです。

私も、ずっとそうでした。

両親は離婚していて、裕福な家庭で育ったわけではありません。
学生時代はかなりの苦学生。

社会に出た頃は、ギリギリ就職氷河期に入る世代でした。

ずっとお金には苦労してきたので、生活を守れる資産があると安心します。

だからこそ、貯めることは比較的得意です。

一方で、そのまま走り続けると、資産額を増やすこと自体が目的になってしまいます。

そこで、

「90歳で1,000万円」

という仮のゴールを置いてみる。

すると、見る方向が変わりました。

90歳で1,000万円に着地するなら、60代はいくら使えるのか。
50代はどう働くのか。
では、今はいくら使っていいのか。

未来から逆算すると、現在のお金の使い方まで考えやすくなります。

旅行に行く。
家族と遊ぶ。
好きなことに挑戦する。
働く時間を減らす。
健康にお金を使う。

お金は、人生の選択肢を増やすために貯めてきたはずです。

自分なりの「DIE WITH ○○」を決める5つの手順

では、自分はいくら残せばいいのか。

私は、次の順番で考えると決めやすいと思っています。

1.何歳をゴールにするか決める

まずは90歳、95歳、100歳など、資産計画上のゴールを仮置きします。

正確な寿命は分からないので、あとから変更して構いません。

2.老後の年間生活費を見積もる

現在の生活費を基準に、住宅費や教育費がなくなった後の金額を考えます。

「最低限必要な金額」と「ゆとりを持った金額」を分けておくと分かりやすくなります。

3.年金や仕事の収入を差し引く

老後も働くのか。
年金を何歳から受け取るのか。

生活費のすべてを資産から出すとは限りません。

4.医療・介護・住宅修繕などの予備費を置く

長生きや介護が不安なら、その分を「最後に残すお金」として確保します。

私にとっての1,000万円は、この安心資金に近い位置づけです。

5.一度シミュレーションし、毎年見直す

運用利回りや物価、家族の状況は変わります。

最初から完璧な数字を決める必要はありません。

まず仮置きして、年に1回くらい見直せば十分だと思います。

1,000万円残せば安心なのか

結論として、誰にでも当てはまる金額はありません。

持ち家か賃貸か。
年金はいくらか。
家族構成はどうか。
介護への備えをどの程度持つか。
子どもに資産を残したいか。

条件によって必要額は大きく変わります。

だから、他人の「老後には○千万円必要」という数字を、そのまま自分に当てはめなくていい。

私の「90歳で1,000万円」も、現時点の仮置きです。

今後、500万円に変わるかもしれない。
3,000万円になるかもしれない。

それでいいと思っています。

まとめ:ZEROでなくても、使うためのゴールは決められる

『DIE WITH ZERO』の考え方には、今でもかなり共感しています。

貯めるだけで人生を終えるのは、もったいない。

でも、必ずしもZEROを目指す必要はありません。

私は、

DIE WITH 1,000万円。

90歳まで元気に遊んで、そのときに1,000万円くらい残っている。

今のところ、それくらいが自分にはちょうどいいです。

大切なのは、資産を最大化することではありません。

自分が安心して人生を楽しめるゴールを、一度考えてみること。

ZEROでもいい。
500万円でもいい。
3,000万円でもいい。

正解はありません。

せっかく貯めた資産です。

最後に一番お金持ちになることを目指すのではなく、人生の途中でちゃんと使っていきたい。

あなたの「DIE WITH ○○」には、いくら入りますか?

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